【新卒採用】何から始める?いつから始める?就活生がするべき準備期間の過ごし方とは

「就職活動を始めているけど何から始めたらいいのか分からない...」「就職活動はしているけどこれで合っているの?」そんな悩みを抱えている学生さんも多いのではないでしょうか。 エントリーシート、面接対策、自己分析、企業研究...。 準備すべきことが多くて不安になりますよね。でも就活は、「自分にあった準備」をしていれば、大丈夫です。 こちらの記事では、就職活動に悩んでいる学生さんに向けた就活準備期間の過ごし方を紹介します!!

就活準備期間とは?

就活準備期間とは、大学3年生12月までの期間を指します。
就職活動の主なスケジュールは、12月までに十分な就活準備をして、大学3年生の年明けから本格的な選考に向けて企業の情報解禁が一斉にスタートし、6月からほとんどの企業の選考が開始するという流れになります。

その選考に出遅れないようにするため、大学3年生の就活準備期間に、どれだけ準備出来ているのかが鍵になるでしょう。
就職活動は早めに動くことに越したことはありませんが、焦らなくて大丈夫です。

以下で紹介する就活準備期間でするべきことを見て、まずは行動に移してみましょう!

就活準備期間で必ずやっておきたいこと

就活準備期間では、以下のことは必ずやっておきたいです。
各項目について順に説明しますので、是非参考にしてみてください。
  • ①自己分析
  • ②業界・企業・職種研究
  • ③インターンシップ
  • ④OB・OG訪問
  • ⑤身だしなみや持ち物の準備

①自己分析

「自己分析」は、自分の性格や経験などを振り返り、得意なことや苦手なこと、強み弱み、将来企業で働くうえでの価値観を再認識することです。
方法としては様々な種類が使用されていますが、代表的な3種類を紹介します。
  • マインドマップの作成
  • 自分史の作成
  • 他己分析との比較
自己分析が出来たら、企業の選考に使用されるES(エントリーシート)に書くことを想定した自己PRも作成してみましょう。
平均的な文字数は300〜400字程度なので、事前に作成しておくと実際のES作成の際にスムーズです。

現在、就職活動をしている中で業界がはっきりしている人もいれば、自分が将来どんな仕事をしたいのか分からないという人もいると思います。
数えきれないほどの選択肢がある中で、自分に合った業界、企業、職種を導き出すために、自己分析をして後悔のない就職活動にしていきましょう。

②業界・企業・職種研究

次に、「業界」「企業」「職種」研究をしてみましょう。
自分の興味・能力・価値観が明らかになってきたら、それをどんな仕事で活かすことができるのか、自分の将来をより明確にしていきます。

業界研究
「業界」の特徴を調べ、規模や動向、どんな仕事や企業があるか知ることを指します。

企業研究
業界は同じでも事業内容や社風、職場の雰囲気などは企業によって様々です。
「この業界の中で、どうしてその企業を志望するのか?」について、各企業の求める人財、他社との違いなどをしっかり調べましょう。
しっかり調査をしていくことで、入社してからのギャップを減らすことに繋がります。

職種研究
事務系・営業系・技術系など、どの企業にも共通して存在する様々な職種があります。
また、職種によって求められるスキルや専門性は異なるので、自分の個性にあった職種に出会えるかもしれません。
どこを軸にして、仕事研究するかはそれぞれ自由です。
興味の有無に関わらず、自分の活躍できそうな仕事について、できるだけ幅広い視野を持って知識を深めましょう。

研究方法は、就活サイトや、就活関連の書籍、就職経験者などから情報収集をして研究することが出来ます。

③インターンシップ

「インターンシップ」は、実際の働き方や職場の雰囲気を体験できる企業側が企画するイベントのようなものです。

仕事研究をしていく中で、少しでも興味のある企業が見つかったら、実際に足を運んでみましょう。
参加した企業の早期選考に呼ばれたり、同じ業界を目指す学生との出会いが良い刺激になるはずです。

インターンシップは大きく分けて、「夏インターンシップ(6月〜)」と「秋インターンシップ(10月〜)」の年に2回実施されます。
インターンシップへの参加率は年々増加しており、複数の企業のインターンシップに参加する学生も増えていますので、インターンシップ期間を有効活用していきましょう。

参加する学生が多い分、年々インターンシップに参加することにも選考が厳しくなってきています。
まずは、参加できる確率を増やすためにも、興味のある企業にESや履歴書などを出していきましょう。

④OB・OG訪問

「OB・OG訪問」は仕事研究の一環として行います。
OB・OG訪問を通じて、Webには掲載されていないリアルな情報を得ることが出来ます。

人事の方には聞きにくいようなことも、思い切って聞くことが出来ます。
OB・OG訪問では以下のようなことを聞くことをおすすめします。
  • 選考や面接対策
  • 入社前後のギャップ
  • 社内の雰囲気
  • 新卒入社直後の仕事内容
  • 研修制度
なお、OB・OG訪問をするには以下のような方法が考えられます。
  • ゼミやサークルの先輩
  • バイト先の先輩
  • 大学のキャリアセンター経由
  • 知人からの紹介

⑤身だしなみや持ち物の準備

▼身だしなみ
大学3年の夏頃から直接企業の方と会う機会が増えてきます。
そのなかで、就活生が早め準備しておくべきことは、「身だしなみ」です。

第一印象のおよそ50%は見た目で決まると言われています。
つまり、志望企業にいかに好印象を与えるかという点でみると、身だしなみの準備は就職活動においてとても大事なことなのです。

身だしなみを準備していくうえで、企業側が見ているのは以下の3要素です。

【1】明るさ
企業側は、フレッシュさがある学生を求めています。
フレッシュな明るさをアピールする時は、「笑顔」でいることや、「姿勢」に気を使い説明会や面接に挑みましょう。
まずは、大きな声で挨拶をしたり、相手の目を見て相槌を打つ等、自分の態度からしっかり準備して行くことで企業に好印象を与えられます。

【2】清潔感
清潔感がない人は、「自己管理が出来ていない人」だとみなされてしまいます。
特に、女性はメイクやネイル、男性は髪型に清潔感の乱れが現れる事が多いです。
自分の周りにいる就活生や社会人を参にして、清潔感のある身だしなみで就職活動を行いましょう。

【3】機能性
機能性とは、働きやすさを考慮した身だしなみです。
TPO(時、場所、場合に応じた身だしなみ)を意識しましょう。
派手すぎるアクセサリー、長すぎる爪は避けることが一般的です。

上記の3要素を意識して、採用担当の方から第一印象NO.1の就活生を目指しましょう!!

▼持ち物
万全な状態で就職活動を行えるように、今から必要なものを準備しておきましょう。

必須の持ち物(※早めの準備がおすすめなものは1.〜4.です)
  1. A4サイズの書類が入るバッグ
  2. 履歴書(大学指定の用紙を使用することが好まれます。大学に併設されている売店で販売されている事が多いです)
  3. 印鑑
  4. 腕時計
  5. 筆記用具
  6. クリアファイル
  7. スマートフォン
  8. 現金・交通IC
あると便利なもの
  1. 折り畳み傘
  2. ストッキングの予備(予期せぬ靴擦れや伝線の際に、準備してあると便利です)
  3. 学生証 (身分証の提示を求められることがあります)

まとめ

年々、早期化している就職活動。
就職活動は自分の将来を左右するイベントであるため、不安や心配でいっぱいな学生さんもいると思います。

今回紹介したことを、行動に移すことでスムーズに準備を進めることが出来ます。
周りと比べすぎず、自分のペースで一歩ずつ進めることが大切です。

納得の行く就職活動をしていくためにも、計画的に就活準備期間を過ごしていきましょう。

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