【就職活動】”やりたいことがない”を”◯◯をしたい!”に変える!自分を探す自己分析方法

現在、卒業後のキャリアの方向性が「決まっていない」学生は大体6割ほどだと言われています。 その理由としては、「自分のやりたいことが分からない」や「やり方がわからない」と考えている方が多いようです。 今回の記事では、「やりたい事がわからない」という悩みを解決するための自己分析について紹介します。 自分の将来を想像し、就職活動につなげていくために、まずは自分自身を理解することから始めていきます。 自己分析のメリット、分析方法をご紹介しますので、参考にして自己理解を深め、より良い就職活動につなげていきましょう。

自己分析とは(自己分析の目的)

就職活動における自己分析とは、自分で「仕事選びの軸」と「自分自身のこと」を明確にすることを目的としています。
そのためには、自分の特徴を理解することが重要であり、これまでの経験や考え方を振り返り、整理することが重要です。

就職活動中のエントリーシートや面接の際に、企業はもちろん学生がどんな人間なのかを知りたいので、自分自身のことついて質問されることが多いです。
自己分析をすることで、エントリーシートや面接時の回答に斬新さや一貫性を持たせることが出来ます。

自己分析の手順

Step1. 「過去の自分からパーソナリティを探す」
過去から現在までの自分を振り返り、今の自分に影響を与えている出来事について考えます。
良い経験だけでなく、「苦労したこと」や「失敗したこと」について見返してみると、自分自身の成長にどうつながったのかなどの自分の強みの理解に繋がります。

Step2.「自己PRポイントを探す」
つぎのステップでは、採用試験の場やエントリーシートで、「自分の強みはなんですか?」とよく質問されるので、自分のどんな点をセールスポイントとしてPRするかについて考えます。
自分の強みを裏付けるエピソードも一緒に伝えると説得力が高まります。
それにプラスして、自分の強みをどう仕事に活かしていくかを伝えられると、なお良いでしょう。

Step3. 「企業選択の軸を設定する」
現在、数え切れないほどの企業が存在していて、そのなかから自分にマッチする企業を探し出すのは難しい作業です。
その作業の中で自分が企業選びの軸を明確にすることで、比較的スムーズに企業選びを進めることが出来ます。
「大手で働きたい」というよりも、「安定感があり、教育研修制度が充実している」というような、より鮮明な軸を設定すると企業選びに活かすことが出来ます。

Step4. 「就職活動にアウトプットしていく」
自己分析は最終的に「アウトプット」することが求められます。
自己分析して、アウトプットせずに中で留めてしまっていたら意味がありません。
「どう伝えたら自分の魅力を伝えることができるのか」を意識して、自己PRや志望動機に落とし込んでいきましょう。

おすすめな自己分析方法

自分史


自分史とは文字通り「自分の歴史」のことを指します。
自分のこれまでの印象的な出来事や取り組みを振り返ることで、客観的に自分を見つめ直し自分の強みや弱みを再認識できます。

その中のエピソードから特に印象的だった取り組みを確定し、深堀りしていくことで自分から普段から大切にしていることや客観的に見た自分が見えてきます。
ただ振り返るだけではなく、上記のようなモチベーショングラフも一緒に書いてみると自分がどのよシチュエーションで喜びを感じているのか、逆にどんなときにストレスを感じやすいのかを見える化することが出来ます。

<自分史作成時のキーワード>
*部活や委員会で頑張ったことは?
*高校時代の周囲との関係性はどうだった?自分の立ち位置は?
*アルバイトやインターンで得た気付きは?

上記のような質問を自問自答形式で組み立て、内容を深堀りしていきます。
印象的なエピソードが少ない方や、自分のこと相手に伝えることが苦手な方におすすめです。

マインドマップ

マインドマップは自分の頭の中の思考や、考え方を「見える化」するための手法です。
自分の頭の中にある思考をクモの巣状に広げて地図のようなものを作成します。

マインドマップを作成することで、普段から「どんなことを大切にしているのか」またその思考の「軸」になっているものは何なのかより明確にすることが出来ます。

マインドマップで自分を整理する - 就活転職の自己分析

自分の思考を整理したいタイミングでマインドマップを活用してみることをおすすめします。

MBTI診断


現在、就職活動に取り組んでいる学生であれば一度は診断したことがあるのではないでしょうか?
実は、MBTI診断も立派な自己分析の方法なのです。

MBTI診断は93問の質問に回答することで、16種類の性格タイプに分類され、それぞれの強み・弱み、どんなことが向いているかなどを詳しく言語化してくれます。
さらに、それぞれの性格にあった職業も診断結果に記載されているので、職業選択の参考にしてみてもよいでしょう。

自己分析ツールを使用する

専門家監修のもと作られた自己分析ツールは、客観的な視点を得られるだけでなく、新たな就職活動の道がひらけます。
特に就活サービス関連の自己分析ツールは、専門的な知識を含め働き方や企業を紹介してくれるので、新たな就職活動への考え方を紹介してくれます。

手軽に始められますし、様々な方法を試してみたが、しっくり来ていないという方に向いている方法です。

まとめ

今回はおすすめする自己分析方法を、4種類紹介しました。
自己分析には「この方法で自己分析しなければならない」という決まりはありません。

自分が始めやすい方法から始めてみましょう。
就職活動を続けていくうえで、「自分の選択が正しいのだろうか」と迷うこともあると思いますが、その都度自分をしっかり見直し、自己分析を継続していくと良いでしょう。

「自分が活躍できる場所はどんな場所なのか」「その場所でどんなことがしたいのか、どんな事ができるのか」どんどん自分自身を深堀りしていくことが納得のいく就職活動への近道です。
長期戦なるとは思いますが、頑張っていきましょう!

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